2012年11月30日金曜日

10月15日(14日目):デンマーク・コペンハーゲン3日目:ストロイエ


さてさて、日が経ちました。

14日目のこの日は一緒にコペンハーゲンに来た友人が帰る日。
1人は日本へ、1人はバルセロナへ。

最終日、やっぱり雨。。。


コペンハーゲン、この時期はずっと曇り空。

ただでさえ寒いのに、雨が降ると、気持ちがどんより。


気を取り直して、この日何やるかの検討。

一日乗り放題観光バスツアーでもいいねーと話をしていたけれど、
まずはお買いもの!と
世界ではじめに始まった歩行者天国の通り、ストロイエへ。


この通り、北欧ならではのお店がたくさん並んでいる。

イルムスとか、ロイヤルコペンハーゲンとか。


イルムスは建物自体もとても大きくて、北欧インテリアのデパートという印象。
まあ、日本でもインテリアショップ巡りをよくするので、
雑貨も家具も含め見たことある商品が多かったかな。
有名どころが集まっている感じ。


最後に入った(入ったときは最後のつもりじゃなかったんだけど)
ロイヤルコペンハーゲンで、絵付け体験をやっているのを発見。

自由にいつからでも参加できて、ロイヤルコペンハーゲンの絵柄が
あらかじめ鉛筆で下書きされたお皿にブルーで絵付けをしていく。

これが、女子3人、激ハマり。

このもくもくと描いていく作業が楽しい楽しい。

どうせ、外は雨だし。

先生の筆使いは早くてきれいでびっくりしながらも、
なんとか仕上げた。

時間制限とかもないので、ギリギリの時間まで、
下書きされた絵柄を描いた後も、裏に名前を入れたり、
ロイヤルコペンハーゲンの別の柄を写真見ながら模写したり。


久々に熱中した楽しい体験でした。

この本の表紙の柄を描きました。


お皿は焼き付けしたのち、3週間くらいで送付されるとのこと。

今日現在、5週間ほど経っており、友人のところに届いたそうです。

見るのが楽しみ!!


ホントにギリギリまでここで粘り、
空港までタクシーで向かう友人を1人見送りました。

残された友人とは夕方までコペンハーゲンの街並みを見ながら散策。

このころ、ようやく晴れてきました!

帰ってしまった友人にこの景色が見せられなくて残念>_<



どの建物も隣り合う建物とは違う色にしているのが不思議。
カラフルで、曇りの日でも明るい気分になりました。


ここは中心街にある公園。



この公園、木が無造作に生えているのに、なぜかキレイ。
良く見ると、全ての木の下のライン(木の葉の部分)が揃っているのです。
なので、どこからでも、遠く先まで見渡せて、開放感がある。


木の剪定の方法として、こんな方法もあるのか、と思いました。


夜は友人を見送りに、カストラップ空港へ。
空港で友人が余ったデンマーククローネでビールをおごってくれ、最後の乾杯を。

なんか名古屋の友達とコペンハーゲンでさよならしている光景が不思議な感覚。


そして、この旅ではじめての1人の夜が来たのでした。



2012年11月13日火曜日

10月14日(13日目):デンマーク・コペンハーゲン2日目2:SASヤコブセンオリジナルルーム、チボリ公園

美術館から一度ホテルに戻る。
雨足がいっそう強くなる。

ホテルでヤコブセンのオリジナルルームを見せてもらうよう交渉。
宿泊客がいたりすると見せてもらえないので、運もある。
私たちも一日前は断られていた。


こちらが、ヤコブセンスイートのお部屋。



ドロップチェア、これ欲しいなーって前から思ってたんだけど、
販売されてないんだよね。



お部屋のあとは、最上階のレストラン(メンバー専用?)にも連れて行ってもらった。
本当はコペンハーゲンの街並みが一望できる絶景スポットなんだろうけど、
この日は雨、、、、。曇り空が悲しい。


夜は、ホテル目の前のチボリ公園へ。



雨だったけど、イルミネーションきれいで、愉快な時間を過ごした。
ちなみに、チボリ公園、この時期やってたりやってなかったりするみたいで、
今年はたまたまやってたみたい。
ハロウィンのイベントやってるのに、10月28日までの開催(ハロウィンは30日?)って、、、。
やる気あるのかないのか。

食事もチボリ公園内のレストランへ。
ここで、レッドブルのパラシュートで落ちてくるやつの話を店員から聞く。
「夢中になっちゃって、食事持ってくるの遅くなっちゃった。てへ」
とのこと。
よく分からなくて、事故でもあったかと思った。
あとからホテルで見て、概要を知る。
で、この日も酔っぱらってすぐ就寝。。。


コペンハーゲンの旅を控えて、この号のフィガロを読みました。
コペンハーゲンって意外と本がないのです。



2012年11月9日金曜日

10月14日(13日目):デンマーク・コペンハーゲン2日目1:オードロップゴー美術館


この日は私の見たいところに付き合ってくれるというので、朝から電車に乗ること20分、
「オードロップゴー美術館」へ

クランペンボー(Klampenborg)駅が最寄。
ここからバスに乗るんだけど、時間があったので、バス停の横にあった気になる小道へ。

鮮やかな緑と落ち葉のコントラストが美しい。

ここを登っていくと、、、、


ん?鹿??

ここは、コペンハーゲンの鹿公園。広大な森。

元に戻り、バスに乗り、美術館へ。
雨がひどくなってきた、、、。


オードロップゴー美術館は1918年に建てられた洋館に昔の保険会社の社長が集めた絵画があり、
その横に2005年にザハハディドが増築したという美術館。
この日はベルト・モリゾの展覧会をやっていた。
モリゾの絵をじっくり見たのは初めて。
「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」のマネの絵のモデルのモリゾ。
マネの下で絵を描いていて、二人の仲が噂されたけれど、結局マネの弟と結婚したんだとか。
自分の子供をモデルにした優しい絵がたくさん。


それから、この間高山で見てきたフィンユール邸の本物があるので、見たくて来た。
これがそのフィンユール邸。


正直、高山で再現されたフィンユール邸の方が面白かった。
というのも、これは、本物なので、中で写真も撮っちゃいけないし、家具にも触れられない。
せっかく住宅というサイズで生活を体験できるのに、残念。


美術館の本館と増築された部分をつなぐこの空間がとても居心地がよかった。
奥にいかにも洋館という雰囲気の内部がちら見できるのも面白い。



ザハの作った増築部分。
友人が私の結婚式の会場と似てる!と言っていた。
私の結婚式の会場はこちら。(MVRDV)

確かに森の中、両面ガラス。やりたかったことは似てるのかも。


フィンユールのソファでランチ。


そんなお昼時間を過ごしました。

バスで戻る時に見たこの町の住宅は豪邸ばかり。
このエリアは高級住宅街なのかな。
森があって、ビーチがあって、鹿がいて(?) 素敵な美術館。
ああ、ここに住みたい。。。。

2012年11月7日水曜日

10月13日(12日目):デンマーク、コペンハーゲン:ラディソンブルーロイヤル

12日目の今日はバルセロナからひとっとび、デンマークのコペンハーゲンへ。

美しい空港として有名なカストラップ空港。




実は今回の旅のきっかけとなったのはこの都市なのです。

福祉が充実している国と言われる幸せな国デンマーク。
年金制度だけでなく、大学まで教育費は無料だったり、
失業保険が3年出るとか。

賛否両論あると思うけれど、気になるのは確実。

私の興味は制度もそうだけれど、日本のデザインを取り入れてきたデザイナーのことや
庭を愛し、休日を過ごす小屋付きの庭(コロニヘーブ)のことも
気になっているところだった。


そんな訳で少し長めの5泊することに。


まずはじめの2泊は高校友人2人と。
コペンハーゲン中央駅から歩いて3分ほどのところにある
スカンジナビアン航空(SAS)のホテル「ラディソンブルーロイヤル」に宿泊。

ヤコブセンが内装を手掛けたとして有名なホテル。

中央駅は古い駅舎にぶら下がる現代的なシャンデリアのデザインが気に入って何枚も写真を撮った。



この日は雨。
明らかにバルセロナから比べて寒いのに、雨で余計テンションダウン。
でも、町歩きをして、夜は食事に。
事前にFigaroに載っていたところに予約。
個性派のレストラン「GEIST

食材の使い方が斬新で、楽しく時間を過ごしました。





10月12日(11日目):バルセロナ:サグラダファミリア、グエル公園、友人宅

この日は一日バルセロナを満喫。
バルセロナには2回目で、以前は学生の時。

大学が主催する建築ツアーで半月スペインをバスや電車で回った。
だいたいのスペインの名所には行ったんじゃないかなー。
とても濃い半月だった記憶。


今回はまずはじめにサグラダファミリアへ。
全員で撮影。
こんなに友達が集まるなんて、奇跡!


すごい長蛇の列。昔はこんなんじゃなかったな。
今は事前予約制度があるみたいで。
スカイツリーみたいな時間形式。
私たちは予約していなかったので、待って中に入るのは諦め、外から鑑賞した。

そこからバルセロネータというヌードビーチとしても日本のテレビで紹介された
ビーチ沿いにある「ESCRIBA」に。

ここのレストランは日本のテレビ番組「アナザースカイ」で高城剛さんに紹介されていたそう。
私は見てないけど。
パエリア3種食べ、そのほか美味しい料理を食べて、大満足。
何より、ここバルセロナで高校友人をはじめ大好きな人たちが8人も集まった、
その事がすごく奇跡で幸せなことだなーと感じました。


食事後はグエル公園へ。

これまた、名古屋出身の友人が集まると、グエル公園も名古屋の公園のように不思議と見えてくる。
グエル公園では、露天商が1ユーロでお土産グッズを売っていたので、
買いたかったけれど、公式ショップを見ている間に警察に見つかり、いなくなってしまった。
残念。

夕方になったので、バルセロナに住む友人宅へみんなで向かいます。

山の中腹にある友人のマンションは最上階で半端なく広いバルコニーとバルセロナの町の夜景が見渡せる、なんとも素敵なところでした。



夫婦で料理を作ってもてなしてくれ、深夜まで踊り騒ぎ、心地よい時間を過ごしました。

帰宅後は私また仕事(笑)
酔っぱらいながらも、カチカチがんばりました。