2013年3月17日日曜日

10月19日(18日目):オランダ・アムステルダム

シュレーダー邸を見終わった後はとりあえず宿に向かうことにした。

オランダでは友人Jと一緒に1泊、私一人で2泊、私の高校の友人と一緒に2泊、の計5泊する予定だった。

最初の3泊は「Stay Okay」という比較的大きいホステル。

後で知ったんだけども、この次の日がアムステルダムのマラソン大会と大きなクラブイベントでどこもホテルが埋まっていた。

このホテルでも男女同室の6人部屋しとれず、Jと一緒だしいっかと軽い気持ちだった。
以前に大学時代に北欧を学生たちで回ったことがあったんだけども、
その時も男女同室で、特に問題なかったから。
Jは1日前から泊まっているので、ホテルの様子を聞いたところ、
年下の男の子がいて、クラブイベントのためにやってきたとのこと。
本日から兄も来るらしい。


ホステルについて、携帯充電したり、準備して、次の建築ウォッチに向かう。

この時少々雨模様。
のため、タクシーを呼んだ。

向かう先はMVRDVのオクラホマ集合住宅。
高齢者向けの集合住宅だ。


集合住宅フェチの私としては、できれば、中を見たかったんだけれども、
セキュリティーがしっかりしているようで、中には入れなかった。

どうしても、あの飛び出た部分がボキってならないか少々心配になってしまう。
私がもし部屋を選ぶなら、あの飛び出た部分はちょっと遠慮したいかも。

帰りは集合住宅の連続している地域を歩いてバス停まで。

オランダの人たちは外から見える自分の家の内観をけっこう意識しているらしい、
とこの旅の道中に本で読んだ。
たしかに、窓から見える室内の様子が大変整えられている。

だからといって、あまり除きこめないんだけども。


このあとアムステルダムからホテルまでクラブイベントの大音量を背にバスに乗って帰りました。

この日はJとの最終日、ということで、
ちょっとリッチな夕食を食べ、(すごくおいしかった!)
そこのレストランのはがきを使えば、エアメールもタダで出してくれるとのことで、
夫に自慢エアメールを書きました。

友人Jはおじいさんの具合がよくないとのことで急遽日本に帰国しました。

私の祖父母も大丈夫かしら、と心配になり、電話しましたが、元気だよ~とのこと。
安心しきっていたら、その後帰国したあと、祖母が癌で祖父は心筋梗塞、が続々と発覚し、
この旅行の時期が1か月遅かったら、私も途中で帰国することになってた、と思いました。

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10月19日(18日目):オランダ・ユトレヒト

電車トラブルから抜け出し、少ない充電を使いFacebookで友人にこの事態を伝える。

午後一のシュレーダー邸の見学ツアーに間に合わないかも。せっかく予約してくれたのに。


ユトレヒト駅に着き、タクシーでシュレーダー邸に向かう。

着くと、おそらく同じ時間帯のツアーの団体がヘッドホンで解説を聞きながら家の周りを回っている。

友人に会えるかと思ったけど、会えず、ツアーの中にいた日本人に聞く。

すると、少し離れた場所に受付があるから、そこへ行ってみたら、とのことで向かう。


受付で日本人の友人は来てるか尋ねたけれど、来てないとのこと。

iphone充電させて!と頼み、充電させてもらったところ、友人J登場!

ほんの5日ぶりくらいなんだけども、異国の地でちゃんと出会えて感動!

結局1つあとのツアーを申し込み、ユトレヒトのレストランで食事。
この日は暖かく外で食べれるくらいの気候だったので、外の席を選んだ。

そしてシュレーダー邸の見学。

ヘッドホンで解説を聞きながら、一つ一つ部屋を見て回る。

日本語の解説は長いらしく、他のツアーの人たちから遅れる日本人2名。
家具の説明まである。

シュレーダー夫人とリートフェルトの関係にちょっとわくわくしながら進む。

今まで学校で学んだシュレーダー邸は(というか、私は2年間専門学校に行ってからの大学編入なので、学校でシュレーダー邸を学んだ覚えがないが)リートフェルトが設計した、ということと、デスティルの代表的な建物だ、ということだけだった。

お金持ちの夫から離れてこの小さな家にやってきた子どもたちは最初不平だらけだったとか。

間仕切りが忍者屋敷みたいで見応えがあって大変面白かった。
もう一度行きたいな。





2013年2月4日月曜日

10月19日(18日目):オランダ・アムステルダムへ向かう途中:夜行電車トラブル

夜中に怖い思いをしながらも、ようやく、熟睡していた。

どこかの駅で止まったな~明るくなってきたな~と思いながら、目を覚ます。

時間は午前5時半。

眠いな、まだ、寝よう。


それから、30分、まだ止まってる。

外がざわざわしてきた。


同室のデンマーク人も起きてきた。

外に出ると、駅員がうろうろ、乗客がうろうろ。

まだ6時なのにー。

アムステルダム到着はたしか10時の予定だった。


どうしたんだろう?
不安そうに、デンマーク人に助けを求める。
着替えて、外に様子を見に行ってもらった。


その間、隣の部屋とか見てみると、あれ?誰もいない。
あの、酔っ払いも、場所を教えてくれたおばさんもいない。

駅員がやってきて、こう言った。

「この電車はトラブルで、ここで停止、
ここから先は動かない。
バスかタクシーで向かってくれ」

と。


そんなことってあるの~~

あるのね、ヨーロッパ。

で、ここはどこ?

駅名を見ると、「エメリッヒ」というところ。
しかも、ぎりぎりドイツ。
オランダ入りもしてやしない。


そして外は、大行列。
どうやら、電車が動く駅まで移動するバスが出るらしい。

寒い中、大きな荷物を抱えて待つ人たち。
待ちきれず、タクシー相乗りでいく人たちも。

私はよく分からず、先ほどのデンマーク人と待つことに。

途中、トイレに行きたくなったけど、駅にトイレもなく、
朝早すぎてどこもやっておらず、耐えるしかなく、、、。


約1時間半待って、バスが来て、乗り込む。
荷物が人ひとり分くらいあって、気まずかった。

そこから、バスで30分くらい移動して、ようやくオランダ入り。

この時点ですでに10時を過ぎており、
友人との待ち合わせにも間に合わず、トラブル続きで充電もなくなり、
とりあえず、アムステルダムではなく、その日の目的地ユトレヒトに向かうことにした。

こんなトラブル、日常茶飯事なんだと、この旅で知ることになる。







10月18日(17日目):デンマーク・コペンハーゲン6日目4:夜行電車でデンマーク人と

さて、夜行列車に乗って2時間ほど経ち、駅に止まると、私の部屋に新しく人がやってきた。

私と同い年(もう少し上?)くらいの男性。


私が慌てて、ソファで寝てたのを起き上がると、
「気にしないで、気にしないで、寝てて」と。

ま、向かい合わせになって、寝てるわけにはいかないので、色々荷ほどきしたり、アイパッドで写真みたりしていた。

少したって、そのデンマーク人(名前聞いたけど忘れた)と話をした。

デンマーク人はもともとイラクに住んでいて、イランイラク戦争で逃げてきたそうだ。
電車に乗りついで、たくさん歩いて、みたいなこと言ってた。(私のリスニングが正しければ)

イラクに親戚や友人がいるから、前に帰ったんだけど、みんな性格が怖くなっていた、と話していた。
ちょっと腕がぶつかっただけで「Kill you!」って言うんだって。
「宗教のせいだ、宗教のせいで戦争が起こる」って暗い顔してつぶやいてた。

年齢は私と同じ年で、コペンハーゲンのはずれに住んでいて、貿易の仕事をしていたけど、今は休職中。
アムステルダムで友人と会うらしい。

私は、デンマークのデザインが好きで来た、と話をした。

デンマーク人はBang & Olufsenとか、有名なんじゃない?と。
有名ですよ、私もイヤホン持ってたし、とか話す。

ヤコブセンは知ってる?と聞いたら、当たり前だよ、と。

全然デザインに興味なさそうな風貌(失礼!)だったけど、この国の資産として自信を持っているようだった。

デンマークの住み心地の話とかをすると、いい国だけど、太陽がなくてみんな薬を飲んでる、と言っていた。
スペインが好きらしく、さかんにスペインの太陽が好きだと連呼していた。

デンマークに惚れてる私に住んじゃえばいい、と言い放ち、
デンマーク政府は日本が好きだから、簡単に住めると言う。
仕事なら、紹介してやるよ。旦那さんは住みたいのか?と。

一応、前にいろいろ調べたけど、この国はなかなか移住できないらしいよ。
当たり前だけど、福祉の国だから、それ目当てで来られても困るしね。

だから、このデン人の言うことは話半分で聞いてたけど、
なかなかいいやつだった。


そんな話をしていたら、夜遅くなってきたので、寝ることに。
デン人に上の寝心地がいいから、上で寝るといいよ、僕は下で寝るから、と言われたけれど、
上は怖いし、荷物が載せられない、と話したら、
じゃあ、僕が上で寝るから、下どうぞ、と言ってもらえた。
おかげで、男女同室でも、気にせずゆっくり寝ることができた。


と思っていた。


夜、いきなり扉がドンドンドンドンとすごい剣幕でたたかれた。

何事!?
警察!?
パスポートチェック?(一応国境をまたぐので)

と思い、扉を開けようとしたところ、
デン人が「ノーノーノー」と止めてくる。

良く聞くと、外で酔っ払いが喚き散らしている。

あ、あのおじさんだ。(前の日記参照)

あの部屋をじっと見ていた怪しいおじさんがお酒を飲んで、暴れているらしい。

鍵を開けなくてよかった、、、。

じっとしていると、今度はデン人側の壁が思いっきり叩かれている。
どうやらあのおじさん、隣の部屋らしい。


良かった、あのおじさんと二人だったら、大変なことになってたわ、、、。

一人がいい、と思っていた部屋だったけど、
デン人(しかも男だし、電車旅、慣れてそうだし)がいたおかげで、ちょっと安心。

そんな、列車旅、1つめのトラブル。


2013年1月28日月曜日

10月18日(17日目):デンマーク・コペンハーゲン6日目3:夜行電車でオランダへ


6日間滞在したコペンハーゲンもいよいよ出発。

何が起こるか分からない一人旅行、(現にいろいろあったし)
経験から、ぎりぎりまで切符を買わない、という方法をとっていたので、
出発の当日朝、夜行列車の切符を買いに。

希望は女性車両の2人部屋(これが一番よいランク)だけども、
一番下のランクのクシェットと呼ばれる6人部屋(もちろん男女混合)しか空いていないとのこと。
空いていないなら、しょうがないので、この部屋で行くことに。

というのも、オランダに到着する次の日のお昼にフランス、スペインと今回の旅で一緒に回っていたJと合流する予定があったので、どんな席であろうとも、移動せねば。。。


で、1時間前にコペンハーゲン中央駅に到着し、夜ご飯を調達。
デンマーククローネがもうここが最後なので、使い果たそうと、
リップとか日用品を買い込む。
最後に150円くらいのサンドイッチを頼んだら、
私の選んだサンドイッチだけ160円くらいで、10円ばかし足りない。
ううう、、、と思っていたら、かわいい女の子がサービスしてくれた。


みそ味の照焼きサンドイッチとのことで、がぜんテンションが上がる私。
サンドイッチを片手に乗る予定の電車を探し、乗り込む。

クシェットって、どんな部屋だろう、、、6人部屋?と思いながら、部屋を探す。
あ、ここだ、と入ったところは、入って正面が窓で、両側の上部にベッド、下にソファがある。
どうみても4人部屋にしか見えないんだけども、、、と思い、他の部屋を見ると、
このソファの背もたれ部分を起こして、なんと、3段ベッドみたいにして6人寝るようだ。

うわーーー、、、この一番上だったら、怖い、、、。
まず、荷物上げられないし、(重すぎて)、下に置くスペースもないし、、、、

そんな感じでどうしよ、どうしよ、と思っていたら、電車が動き出した。
でも、私の部屋は私だけ。

隣近所は満室のよう。
若干不安になりながらも、一人で安心で、快適な夜を過ごすことにした。

音楽をかけて、スウェーデンで買ったクリッパンのブランケットを出して、横になる。

快適、快適。

と上(通路側)を見上げると、変なおじさんがこっちを見ている!!!!


怖い、、、。

慌てて、カーテンを閉めて、施錠を確かめました。





2013年1月27日日曜日

10月17日(16日目):デンマーク・コペンハーゲン6日目2:ベルビュービーチ、デンマーク工芸博物館

この日は夜行電車で移動する日なので、少し早めにルイジアナ美術館を出た後は
もう一度オードロップゴー美術館のあるクランペンボー駅に向かった。


クランペンボー駅周辺は私の今回の旅で出会った場所で一番好きな町だ。

海がある、美術館があって、森には鹿や古いレトロな遊園地(最古の遊園地だとか)がある。



前回は森に軽く足を踏みいれただけだったが、今回は奥まで。
奥には鹿肉を出すカフェが、、、!
ここの鹿かい!!!!!


遊園地にはさすがに行かないので、引き返す。
鹿がうろうろ、かわいいなぁ。

馬車も走る。
ここは楽園だ。


そのまま自転車を走らせ、海へ。
ベルビュービーチ。

この海沿いには、ヤコブセンの集合住宅ベラヴィスタがある。
フィーカより)























私を知っている人は、「あ、これ、好きそう」って思うだろうな。
この集合住宅、私の住んでるマンションに結構似てる。
コレ

















ビーチ沿いを走らせて、少し行くと、奥につながる道があり、そこを上ると、
見たことないくらいの超豪邸ゾーンに突入。

この街に住みたいと激しく思ってたけど、このあたりの雰囲気みると。。。無理ですな。


そのまま、引き返し、また自転車と電車に乗ってコペンハーゲンの中心部へ。

次に訪れたのは、デンマーク工芸博物館。
学生と勘違いされ、学生と書かれたシールを貼られた。
おかげで、タダだったんだけど。

ここには、デンマークのデザイナーの椅子とか家具とかがたくさん展示されている。

時間的にもっとゆっくり見たかった。。。

で、ここを最後にデンマークを去ります。
ありがとう、デンマーク。

今年も行きたいよ。

2013年1月24日木曜日

10月17日(16日目):デンマーク・コペンハーゲン6日目1:ルイジアナ美術館

いよいよコペンハーゲン最終日。

この日の夜から夜行電車でオランダ・アムステルダムに向かう。

最終日ということで、行ってみたかったルイジアナ美術館へ。


またまた自転車を電車に積み込み、約1時間。

駅前にこの旅で初めてのペットショップを発見。
我が家の猫たちのためにねこじゃらしとネズミのおもちゃを購入。


美術館までは駅から歩くと20分くらいかかるのかな。私は自転車だったので、すぐ。

到着すると、すでに美術館前に20人くらい並んでいる。
けっこう混むのね。
老夫婦があちらこちらに居て、こっちでは、老後の楽しみの一つが美術館めぐりなのかなーと思った。


チケットを購入して、けっこう大きいミュージアムショップをスルーして、
さっそく庭に出てみると、どーーーん、とこの景色。


なんという贅沢。
水平線と彫刻、こんな贅沢な空間においてもらえて、デザイナー(ヘンリー・ムーア)もさぞ満足だろう。


そして、こんな感じ。

もう、すべての空間が贅沢すぎて、恐れいりました!
カルダーの彫刻が太陽が反射してキラキラしてた!

ここのミュージアムカフェは世界一広い、とのことで、
混む前11時半ごろに先に食事を。

色とりどりのセブンチェアが並ぶ店内。


あーーー、ちょっと一人がさみしくなってきたな。
こんなおいしいごはん、素敵な景色、彫刻、友達と見れたらもっと最高だっただろうな。



その後は展示を見て回った。
ただ、かなり広くて、一つ一つゆっくり見る時間はないと思われ、
一部は飛ばしながら全体を見ていった。

たまたま、建築展もやっていて、北欧4国に近年建てられた建物の展覧会で、
模型もあって、楽しかった。

この建築展を見ていて気になったのは、建築学生やいかにも建築家以外の小学生、幼児、
老夫婦もじっくり興味深そうに展示を見ていたこと。

日本の建築展ではなかなか見かけないなーと思って、こちらのお国柄なのか、
この展示がなにか一般の人に伝わりやすいのか、理由は分からないけれど、気になった。


また、展示の中で、コペンハーゲンの街づくりの話のVTR上映があって、これがなかなか興味深かった。
人間は進化の中で歩き⇒馬車⇒車と移動手段が変わるにつれ、
街中の広告(とか、看板とか)の大きさも変わったという話。

車のスピードからでも目につきやすいように、だんだん大きくなり、
街並みを壊していった。
だから、これからはそのスピードを遅くすること(=自転車移動)で、街並みが変わる、という。

面白い。


ミュージアムショップでは、ポスターを購入した。
が、これは後に失うことに、、、>_<


ルイジアナ美術館にはまたぜひいつか訪れたい。
今度は一人じゃなく、だれかと。





10月17日(16日目):デンマーク・コペンハーゲン5日目2:スウェーデン・ランズクルーナ

マルメから、電車で北に30分ほど、ランズクルーナという町に降り立った。

たぶん、ほぼ、行ったことある人いないと思われる。
たまたまデンマークとスウェーデンの合同の観光マップのようなものに、小さく載っていた建物に目が留まり、行ってみようと。


行ってみたかったのはコレ

ここ、若手の作家を集めて展示しているような建物のよう。
公園のど真ん中にあって、緑が生い茂っていて、
建物内にいると、樹に守られているような感覚になる。

空気感は神奈川県立近代美術館のハスの池の前のベンチにいる時に似てる。
(分かりにくいね、、、)

いい建物だったんだけど、いかんせん小さいので、一瞬で見れてしまい、
寒すぎたので、併設のカフェでコーヒーでもと寄った。

が、この建物、町のおばさまたちがボランティアでやっているのか、
老後のバイトなのか、分からないけれど、さっぱり英語が通じず。
ようやく、少し英語のわかる若い人が来てくれたけど、クレジットカードが使えず、
スウェーデンにはこの日1日しかいない予定の私は、スウェーデンクローネも持っていないので、
結局コーヒーにはありつけなかった。。。。


でも、寒さが限界、ということで、近くのインテリアショップに入った。
ここが、この田舎町(失礼!)には珍しく、良いものがたくさん置いてあり、楽しかった。
寒さに耐えかねて、お店でクリッパンのブランケット(小さいサイズ)を購入。
このブランケットのおかげで、旅の後半の寒さはだいぶ和らぐのであった。


その後、自転車で町をぷらぷら散歩。
この町にはデンマークのコロニヘーブ(庭付きの小さな小屋)と同じような小屋が集まっている場所があった。
写真の中央がその場所。


どこも、個性のある庭が見られて、とても楽しかった。


携帯の充電が切れて、この後、迷子に。
グーグルマップ様様です。


この近くのちょっと高級住宅街っぽいところで、道を聞き、家路を急ぐ。
駅のスーパーでパンとコーヒーを購入して、お腹を満たす。

帰りの車中はもう真っ暗だった。







10月17日(16日目):デンマーク・コペンハーゲン5日目1:スウェーデンのマルメへ

この日は、コペンハーゲンの中央駅から電車で約20分で到着するスウェーデンのマルメへ。


しかも、ホテルでレンタルした自転車を持って電車に乗り込むことに。
デンマークの電車事情は車内の写真がきえたので、参考にこちらのサイト

電車には自転車やベビーカー、車椅子、大きな荷物用の車両が付いていて、ノンステップで乗り込むことが可能。私も自転車持って乗る。
一つの電車から車椅子の人が5人くらい降りてくる。
フランスでは私も重い荷物を抱え、階段を登ったり降りたりしたが、デンマークの駅にはどんな小さな駅(無人駅でも)必ずエスカレーターやエレベーターがある。

日本では車椅子を見かけると、必ず、乗務員が付き添ってたりするんだけど、
デンマークでは一人で電車に乗ったり降りたりしている人も見かけた。
デンマークって福祉が充実している、って有名だけども、
それは、単に年金がたくさんもらえるとか、失業手当が3年ももらえるとか、
そういうお金で解決できることだけじゃなくて、こういった本質的な充実も整っているところが素晴らしいな。


ただ、唯一困ったのは、切符の仕組みがよく分からない。
自動発券機は購入後、満足度をわざわざ10段階で聞いてくるというハイスペックなのに、どれを買ったら良いかは外国人には分かりにくいと思う。
結局、近くのデンマーク人に聞いた。


デンマークのこの自転車が持ち込める車両の近くには、犬も入れる車両があり、
普通にプードルが座席にお座りしてるからかわいかった。

そして、どの犬もそれなりに躾がちゃんとなされている。
リードをつけていない犬も多かったけれど、ちゃんと飼い主の隣を歩き、
電車のホームでは飼い主の横で座って電車を待ち、
扉が開いて、降りる人を待って、乗り込む。
そこらの子どもよりすごいな。



マルメでは、特に何の目的があった訳じゃないので、
町をぷらぷらと散策。

インテリアショップが結構たくさんあった。


そして、コペンハーゲンより物価が若干安かったので、
服を1着と靴を購入。
この旅で疲れ果てた靴を捨て、新たにリスタート。

マルメはのんびりした町だった。
コペンハーゲンほどオシャレ度は下がるけれど、
昼下がりに食事をのんびり食べるおじいちゃんおばあちゃんの姿や、
若い夫婦や子供たち、いろんな年代のいる町だな、と思った。

2013年1月23日水曜日

10月16日(15日目):デンマーク・コペンハーゲン4日目2:デンマーク建築センター

前回のイライラ日記から、夜が明け、(というか、もう昼間で)、
ホテルの部屋でイライラから来るじんましんと戦っていたわけですが、
こうしちゃいられないと、ホテルのレンタサイクルを借りて、町へくりだしました。

もう、昼の1時。
10月のデンマークの太陽は私ののんびり行動を待ってくれません。
4時くらいから薄暗くなり、5時にはけっこう暗くなります。



運河沿いの集合住宅を横目に自転車を走らせ、デンマーク建築センターへ。

んーと、カメラのデータ残ってないので、写真はこちらでどうぞ。

ここでは、川が一望できるカフェでちょっとお高めのランチ(1500円くらい?)をして、
デンマークの建築雑誌を買って、学生はタダという建築関連の展覧会を見た。

こんなの



デンマークの旅のしやすさの一つは英語が通じるところ。
この展覧会も英語とデンマーク語と二つ書いてあったので、なんとなく分かった。(つもり?)

ここの本屋さんで、家具トランプと建築トランプというマニアックな商品をお土産に買ってきたんだけど、
いずれ書く予定の騒動により、なくなりました笑。



そして、そこから、どんどん自転車で北へ。


このデンマークの電灯がとても素敵。
電柱も鉄製で橋のタワーのような華奢なデザインで、(写真右手)
そこからワイヤーが走っていて、電灯が吊られている。
日本でも取り入れる地域あるのかな。


途中、広大なサッカーコートの広がる公園を通過。
サッカーコートが10面近くありました。


カモメがたくさん集まって、何かを必死に食べてました。


だんだん暗くなってきたので、チボリ公園横のアンデルセン(そのまんまだな)でパン買って帰宅。

一人だと、あんまりたくさん食べる気にもなれず、部屋に戻って、仕事でもするか、と。


で、結局、やっぱりネットつながらず(公共のWi-fiもよく分からないサイトでできなかった)、
半べそかきながら、寝ました。



2013年1月14日月曜日

10月16日(15日目):デンマーク・コペンハーゲン4日目1エクスペディア嫌い

気づいたら年が明けていて、ヨーロッパ旅行の記憶がうすくなりつつある今日この頃です。

思いだしながら、つづります。


4日目のコペンハーゲン。

実は前の日から事件が起こっていて、、、
もう思い出したくないくらい腹立たしいけど、とりあえず、そこから。

前日夜、友人を見送り、この旅で初めて一人に。
5つ星の快適なホテル暮らしから、ユースホステルのようなトイレ&バス共同のホテルへ。
今回の旅は絞れるところは絞ろうと、デンマークとオランダでは安いホテルに。
この部屋は1泊3,500円。

コペンハーゲンってかなり治安が良くて、もういろんな過去の事件を忘れて、
かなり気持ちよくなってたんだけど、このホテルはコペンハーゲン中央駅の裏の
唯一治安の悪いエリアにあるらしい。
たしかに、へんなおばさんが町の角で何かぶつぶつ言ってたり、
こっちをじろじろ見る人も多い。

そのあたりは、もちろん覚悟済みだったけれど、
絶対譲れなかったのは、Wifiが使えること。
この旅、1か月間仕事を休んで来ている。けれど、やることが色々あって結局仕事をすることも多かった。。。
ネットが使えないのはピンチなのです。
なので、それだけはしっかり確認してエクスペディアで予約してたはず。

が、到着した夜、ホテルのフロントで言われたことは、
「部屋では使えない、使えるのはフロントにあるこのPCだけ、しかも有料」

むむむ。
ありえない。
そして、このホテルは3泊まとめて予約済み。
もうキャンセル不可。

何度エクスペディアを確認しても、「部屋で使えます、無料です。」って書いてある。
どや~



とりあえず、エクスペディアに電話。夜の12時(日本時間)。
出たのは、若そうな女性。5分間、国際電話したけど、伝わらない。
かけ直して欲しい、使えないなら2泊分キャンセルしたい、と言っても、
キャンセルは不可です。かけ直しは今はできません、の繰り返し。
何度か話したら上の人が来たらかけ直しできるかも、とのこと。

結局10分近く話して、上の人はいつ来るか聞いた。
朝7時(日本時間)だとのことで(社員の出社早いな、と思いながら)電話を切る。

そして、次の日。
朝7時ぴったりに電話をした。
今度出たのは、明らかに日本人じゃない男性。
びっくりするくらい日本語が通じない。何話してるか分からない。
こんな人をコールセンターで使うの間違ってるよ!エクスペディア!

で、また前と同じことを伝えて、でも、まったく話が通じない。
まだ、はじめの女性の方が通じたよ。。。。
悪びれもせず、かけ直しはできません。キャンセル不可です。
の繰り返し。
もう、頭に血が上ってます。私。
「上の人に今すぐ代わってください!」
これを10回以上言ったけど、無理。
途中待たされたりがとても多くて国際電話はもう20分も経っている。
限界だ、と電話を切った。

次に夫に電話。
事態を話し、日本から電話をかけてくれるよう依頼。
しかも、会社の上司のふりをしてもらった。
「ネットがつながってないと、仕事に支障があるんだよ、ごるぁー!」って感じでヨロシクって言って。
社員からすぐ電話折り返すよう伝えて、とも言ったけど、
かかってきたのはそれから8時間後の午後3時(日本時間)。
しかも、2コールで切られた!!!
かけ直しも無理。

なんなんでしょう。
この対応。もうイライラが限界でじんましんまで出てくる。

結局夫からそのあと電話があって、夫にかかってきたそうです。
(国際電話だから、かけたくなかったんだろうね)

で、対応はというと、
「部屋にもネットはつながっています。ただし、公共のWifiで事前登録が必要で、もちろん有料(一日3,000円)です。」
とのこと。

それって、、、ホテルにWifiあり、って書いていいんですか!?
一日+3,000円も払うなら、一泊6,500円。普通のホテル泊まれるんですけど!?

信じられない!!!!

あーー、書いててまたイライラしてきた。


このちょっとした(ただし、気持ち的には最悪)事件のおかげで、
次の日は昼まで沈んでベッドから起き上がれませんでした。。。。


エクスペディアは二度と使いません。

それに引き替え、、、
Booking.comはGoodです。(ホテルの地図はあてにならないけど)
以前の友人が置き引き事件の際、領事館に行くため、宿泊する予定だったホテルをキャンセルする必要がありました。
もちろん、キャンセル日時は過ぎていたのですが、ダメ元で事情を話したところ、
Booking.comのスタッフがホテルの人に事情を伝えてくれたそうで、
なんと、キャンセル料とられませんでした。
しかも、国際電話だからって折り返ししてくれたし、
コールセンターの人も頭よさそうな対応だった。(エクスペディアのコールセンターのスタッフはマニュアル通りの返答しかできないようです)

はい、もうこの事件は忘れます。