さて、夜行列車に乗って2時間ほど経ち、駅に止まると、私の部屋に新しく人がやってきた。
私と同い年(もう少し上?)くらいの男性。
私が慌てて、ソファで寝てたのを起き上がると、
「気にしないで、気にしないで、寝てて」と。
ま、向かい合わせになって、寝てるわけにはいかないので、色々荷ほどきしたり、アイパッドで写真みたりしていた。
少したって、そのデンマーク人(名前聞いたけど忘れた)と話をした。
デンマーク人はもともとイラクに住んでいて、イランイラク戦争で逃げてきたそうだ。
電車に乗りついで、たくさん歩いて、みたいなこと言ってた。(私のリスニングが正しければ)
イラクに親戚や友人がいるから、前に帰ったんだけど、みんな性格が怖くなっていた、と話していた。
ちょっと腕がぶつかっただけで「Kill you!」って言うんだって。
「宗教のせいだ、宗教のせいで戦争が起こる」って暗い顔してつぶやいてた。
年齢は私と同じ年で、コペンハーゲンのはずれに住んでいて、貿易の仕事をしていたけど、今は休職中。
アムステルダムで友人と会うらしい。
私は、デンマークのデザインが好きで来た、と話をした。
デンマーク人はBang & Olufsenとか、有名なんじゃない?と。
有名ですよ、私もイヤホン持ってたし、とか話す。
ヤコブセンは知ってる?と聞いたら、当たり前だよ、と。
全然デザインに興味なさそうな風貌(失礼!)だったけど、この国の資産として自信を持っているようだった。
デンマークの住み心地の話とかをすると、いい国だけど、太陽がなくてみんな薬を飲んでる、と言っていた。
スペインが好きらしく、さかんにスペインの太陽が好きだと連呼していた。
デンマークに惚れてる私に住んじゃえばいい、と言い放ち、
デンマーク政府は日本が好きだから、簡単に住めると言う。
仕事なら、紹介してやるよ。旦那さんは住みたいのか?と。
一応、前にいろいろ調べたけど、この国はなかなか移住できないらしいよ。
当たり前だけど、福祉の国だから、それ目当てで来られても困るしね。
だから、このデン人の言うことは話半分で聞いてたけど、
なかなかいいやつだった。
そんな話をしていたら、夜遅くなってきたので、寝ることに。
デン人に上の寝心地がいいから、上で寝るといいよ、僕は下で寝るから、と言われたけれど、
上は怖いし、荷物が載せられない、と話したら、
じゃあ、僕が上で寝るから、下どうぞ、と言ってもらえた。
おかげで、男女同室でも、気にせずゆっくり寝ることができた。
と思っていた。
夜、いきなり扉がドンドンドンドンとすごい剣幕でたたかれた。
何事!?
警察!?
パスポートチェック?(一応国境をまたぐので)
と思い、扉を開けようとしたところ、
デン人が「ノーノーノー」と止めてくる。
良く聞くと、外で酔っ払いが喚き散らしている。
あ、あのおじさんだ。(前の日記参照)
あの部屋をじっと見ていた怪しいおじさんがお酒を飲んで、暴れているらしい。
鍵を開けなくてよかった、、、。
じっとしていると、今度はデン人側の壁が思いっきり叩かれている。
どうやらあのおじさん、隣の部屋らしい。
良かった、あのおじさんと二人だったら、大変なことになってたわ、、、。
一人がいい、と思っていた部屋だったけど、
デン人(しかも男だし、電車旅、慣れてそうだし)がいたおかげで、ちょっと安心。
そんな、列車旅、1つめのトラブル。
0 件のコメント:
コメントを投稿