2012年10月22日月曜日

10月10日(9日目):アルル→カルカソンヌ→アンドラ

ユニテをチェックアウトぎりぎり(というか少しオーバー)で出た。
オーバーしたのは、私たちの洗濯物をコインランドリーで乾かしていたのだが、
その時間が意外と長く、ずっとお風呂に入っていない友人がそのあとでシャワーを浴びたせい。

で、またトラブル発生。
このコルビジェ設計のユニテ、ホテルにする際に新しいシャワー水栓を入れたんだろうけど、
排水が全くなっていない。
シャワーを浴びていると、壁にあたった水が落ちた後、バスタブを伝って洗面所スペースに流れ込んでしまう。
はじめにシャワーを浴びた友人が「洗面所が水浸しになった~>_<」と言っていたので、
私もかなり気を使って座って使ったのに、同じような惨事になった。
最後に使った友人にも伝えたのだけれど、
急いでいたのもあって、水浸しになってしまっていたらしい。

その後、別の友人が部屋のクローゼットにダウンジャケットを忘れたのを思い出し、
電話で聞いても明らかに探していない雰囲気なのに「ない」と言われ、
悔しいので戻っても、「ない、私を信用しろ」と言われ、
友人が「あなたの言っていることは信用できない」と切り返したところ、
逆切れでそのシャワー事件について、怒られた。
ダウンジャケットは結局なぜか別の場所で発見された。
(恐らく掃除の方が見つけた後、
私たちがまだいるものだと思い、受付近くに置いた模様)

シャワーについては、「日本人はこんなシャワーの使い方しかできないのか」と怒られ、
友人は怒り心頭だった。
確かに、あのシャワーはあり得ない。
今回いろんなホテルに泊まったが、あんな事件はここだけ。
日本人が、というより、あのシャワーの作りをなんとかすべきだと思う。
せっかくのコルビジェに泊まるといういい経験が変な思い出になってしまい残念。

気を取り直して、出発。
途中、アルルという町に寄る。
ここはゴッホが絵を描いた場所。
ゴッホの夜のカフェを見る。

絵のシーンにゴミ箱が置いてあったり、自転車が停めてあったりと残念な部分もあり。
でも、町自体はとても小さくてかわいい町だった。
ちいさなアンティークショップにも寄った。
帽子がかわいかったけれど、サイズが小さくて、無念。
やっぱ、こっちの人たち頭も小さいんだな。。。。

それにしても、車からみる景色が壮大で美しい。
道を仕切る糸杉は均等に植えられ、丁寧に育てられているのがよくわかる。

夕陽に染まる雲は紫色で幻想的。
こんな美しい空を見たのは初めてだった。

夜も更けたころ、世界遺産カルカソンヌに到着。
ライトアップされている。
城壁の中は街になっていて、名物料理を食べる。
「カスレ」という豆と肉を煮込んだ料理。
豆の量が多すぎてなかなか食べきれなかったけれど、
家庭の味、という感じであったかい気持ちになった。

ライトアップを利用して人文字とかやって楽しんだ。

新婚旅行はここだね!
とみんなで何度も言い合う。

夜も遅かったけれど、思う存分楽しんで、アンドラへ向かう。
もうこの頃、私たち乗客は夢の中。

運転、ありがとう。

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